「六百田商店°」をはじめたきっかけ
はじめまして!
六百田商店°(ろっぴゃくだしょうてん)と申します。
ゆるい絵をSNSに載せたり、
作業中、つい意識が飛んで
— 六百田商店°(ろっぴゃくだしょうてん) (@Roppyakuda01) March 16, 2018
こういう気持ちになってしまう pic.twitter.com/9mfLUEOhbN
ヴィレヴァンやminneなどで
グッズを販売しています。
はじめて「はてなブログ」に記事を載せるので、
以前別の場所にもアップした
“「六百田商店°」をはじめたきっかけ ” について載せたいと思います。
ぜんぜん六百田商店°と関係ないことをしていた
2012年当時、
私は会社員をしていました。
今は、イラストを描いたり、グッズをつくる
お仕事をしています。
会社員時代は、
webショップの年間試算をしたり
webプロモーションのプランニングしたり
広告運用結果や顧客データの
分析したり、CRM施策を考えたり、管理をしたりしていました。
数字を追いかけて、
マーケティングする、などの仕事です。
結果を出せても出せなくてもなんだかつらかった
今、めちゃくちゃゆるい作風の絵を描いて
活動していますが
「ゆるさ」が
全くメリットにならない仕事でした。
上司や同僚、
取引先の方たちに助けていただきつつ
何とか、毎月の売上目標を達成したり
しなかったりして過ごしていました。
這うようにして気絶しながら、
ラクガキを描いてブログに載せる
この時は、絵を描く時間もあんまりなかったのですが
「どんなラクガキみたいな絵でも
描かなくては…」と
“ 奥からわきあがるナゾの何か ” に動かされるような感じで
会社から帰って
ご飯を食べてお風呂に入って
寝る前に
最後の力をふりしぼって、
這うようにしてラクガキみたいな絵を描いて
誰も見ていない(アクセス数1桁の)ブログに載せ、
力尽きて寝て、
起きて、
会社に行く毎日を過ごしていました。
「おもしろいことがしたい…!!」
そういう毎日を過ごす中で、ふと
「何かおもしろいことがしたい」と思うようになりました。
でもどうしたらいいのか全く分からず、
時々、心の中で
「福岡でおもしろい人に出会って、
もっと絵を描けるようになりますように」
とこっそり祈っていました。
そんなとき、ひょんなことから
ペパボ(当時「paperboy&co」)というインターネットの会社で、
絵や作品を載せられる「minne」という
サービスが始まったことを知りました。
「すごくおもしろそう…!!」
「ペパボ」という会社の名前自体は
以前から知っていたのですが、
詳しく調べれば調べるほど面白そうで、
「この会社のサービスで、自分の絵を発表したい!」
と強く思うようになりました。
(そう思うきっかけのひとつが、
ペパボのヒルティさんのブログでした(今はなき「プチ」のブログ))
しかし「自分のような、しがない会社員が、
人目に触れる場所に
絵を載せたりしていいのだろうか・・」
と何日も何日も、
二の足を踏み続けました。
そんなある日、勢いに任せて
絵(気絶しながら描いたラクガキ)をいくつか
minneに載せました。
人生でいちばんうれしかった日
その後も何もなく会社に通勤する日々だったのですが
ある休日の朝、家でメールチェックしたら、
「minne」を創業された阿部さんから、
「取材をさせてください」というメールが来ていることに気づきました。
????
混乱しながら、
寝ていた家族を起こし、
「みんねのあべさんからメールがきた・・!!」と報告をしました。
六百田商店°のはじまり
その後、無事に取材をしていただいて、
ただのよぼよぼした会社員だった私が
minne初のリアルイベントに出していただけることになり、
それをきっかけに、
人生初のグッズをつくりました。
(家のプリンタで出力したポストカードや、
宇宙の絵をプリントしたエコバッグなどでした。)
色々あって今に至る・・・
それからもしばらくは会社勤めをしながら
ちょっとずつ、
ちょっとずつ、
グッズをつくって
minneにアップしては、
「やっぱり向いてないからもうやめよう…」と
何度もくじけては、
なぜか、そういうタイミングで
応募していたイベント出展に受かったり
先輩の作家さんたちが
あたたかく励ましてくれたりして、
「やめよう」と思っていたのに、
「やっぱり続けよう」と何度も何度も思い直すのでした。
ムダの多すぎる自由形のフォームでも、一応、泳げる
イベントや、展示や、お仕事など
目の前のタスクに自分なりのやり方でがむしゃらに取り組むうち、
0(ゼロ)人から始まったSNSのフォロワーさんも
100人、200人・・と増えて
名前も『六百田商店°』に決定して、
今みたいな感じになりました。
感謝永遠に…
そんなこんなで、
これまでに出会ったすべての方のおかげで、
なぜかよく分からない不思議な力で、
今も「六百田商店°」を続けています。これを読んでくださっている方にもありがとうございますと言いたいです。
そして、もし、これからものづくりや、
絵を描いて生きていきたいな~という方がこれを読んでいたら、
こんな感じで活動し始めた人もいるんだな~と
思ってもらえたらうれしいです。